今月の寺宝

ここでは大覚寺に伝わります
絵画・文書類を中心に御紹介していきたいと思います。

釈迦十六善神像

紙本著色  一幅  制作年代不明

  
 釈迦三尊像を中心に、仏法を守護する善神が描かれています。

唐代の金剛智が描いたものを空海が伝えたものが原本です。


 釈迦仏を中心に、文殊・普賢二菩薩を左右に、法涌と阿難、玄奘三蔵と深沙大将を対にして並べ、さらに十六善神を左右に並べて描かれています。

わが国では古来、「大般若会」の時にまつられていました。

大覚寺では6月の「荒神祭」の時に堂内に掛けています。



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