今月の寺宝

ここでは大覚寺に伝わります
絵画・文書類を中心に御紹介していきたいと思います。

「三宝荒神社社殿」

姫路市指定文化財


 棟札によれば、寛永12年(1635)12月28日に建立されている。

現在の本堂が寛永11年に再建されているので、その翌年に建てられたものである。

塔頭の法華寺に所属し管理奉仕されていた。

 檀主は岡部夘右衛門知次。大工・藤原新兵衛尉末次、と棟札に記されている。

この頃から毎年5月に三宝荒神の夏祭りが行われていたと思われる。

 現在は6月26~28日の三日間、三宝荒神会の法要が行われている。

網干の各町の回り持ちで盆踊りが賑やかに奉納され、「網干のゆかたまつり 」と親しまれている。



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三宝荒神社社殿